ちょっと一息

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退職代行サービスをネットで検索している方は、会社や人間関係にお悩みを抱えている方がほとんどかと思います。

最近の20代の方ですと「退職方法がわからない、怖くて辞めれない、急に辞めて会社から訴えられたらどうしよう」など、ひと昔前だったら仕事を辞めるのに代行してくれる会社があるなんて考えられない話です。

なぜこのような業者がでてきたかはあくまで推測になりますが、若者の働く意欲が薄れてきているのが原因かとも思います。

例えば、新入社員に一から仕事を覚えさせようとしているのにすぐ辞めてしまう…。少しでも上司がきつ言い方をすればパワハラだと言われたり「残業もしたくない、早く帰りたい、仕事ができない、会社の飲み会がきつい」など自分が気にいらないことはすべて嫌になり、何個か嫌なことが重なると会社にもう行きたくないと考えてしまうことが多くみられます。

実際に辞めることは思っているほど難しいことではないのです。

例えば「明日から仕事に行きたくない！けど家まで来られたり親に連絡がいくのも嫌だ！けど働いた分の給料はもらいたい！」

と完全に自己都合ですが、ただ「辞めたい意思」を伝えられれば翌日、もしくは期間を定めて退社できます。自分に合わないのであれば早めの決断で退社するのも悪くはないと思いますが、働きたい会社、職種で勤めているのであれば周りにまずは相談してみて環境が改善できるように努力することも一つの方法かと思います。

しかし、そう簡単にうまくいかないから退職代行サービスが誕生したわけです。

利用する方の理由は様々ですが「会社の方から退職届を受け取ってもらえない、上司に呼び止められ退職届が受理されない、やりかけの仕事が終わっていない、上司が怖い」などなど、ほんの一部ですが民法では「退職の意思を伝えてから2週間後に会社を辞めれる」と決まっています。

（民法627条引用）「当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申し入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申し入れの日から2週間を経過することによって終了する。」

知らない人も多かったともいますが、会社が了承しなくとも2週間経てば退職できます！

また、就業規則で「退職は一カ月前に申し出ること」と決まりがあっても、従う必要はありません。なぜかといいますと、就業規則や労働契約よりも、民法の方が優先順位が上だからです。就業規則は、あくまでも会社からの「お願い事」であって法律とは関係ありません。

退職意思を示してからの2週間は有給休暇を取得すれば無断欠勤にもならずに即日退職となります。

退職代行サービスでは、退職するのに労力や時間をかけたくない、会社の人間と会いたくない場合など、いまの時代にあっているサービスかと思います。ちょっとのことでもすぐ問題になったり訴えられたりする時代になってきましたからね。

中には、心理カウンセラー在中の退職代行サービスや転職サポート、独立支援など行っている企業まで存在します。

会社に追い詰められて、命を絶つ人も出てしまってきているいまの世の中…

どんな些細なことでも、まずは誰かに相談することからはじめましょう！

辞めれない会社なんてないのです！いまいる環境よりきっといい職場は必ずあります！自分のことを第一に考え安心した未来を描きましょう。辞めたいと思い立ったらまずは行動です！