会社を辞めてから就職活動をする場合に心配になるのが「収入がゼロ」になるといったこと。
そんな不安を解消してくれるのが、退職した人に対して雇用保険から支給される「失業保険」です。
ただ誰でももらえるわけでもなく、失業保険の受給には条件があり、手続きの際に必要な書類があります。
なので今回は、失業保険をもらうまでの手続きを詳しくご説明いたします。転職を検討されている方は、受給までの流れを事前に
把握しておきましょう。
失業保険は、今まで勤めていた会社を様々な理由で辞めてしまった時に、次の仕事が決まるまでの期間雇用保険から支払われる給付金です。
失業中の輸入を心配しないで就職活動に専念すること、就職活動にかかる資金の手助け、職業訓練や専門学校に必要な経費を手助けしすることなどを目的とし、期間中は前職の収入に応じて数十万円を働かずにもらうことができます。
ただし、失業保険は勤めていた時に雇用保険を払っていた人が受けられる権利になります。
失業保険の給付金は、仕事を辞めた人ならだれでももらえるってワケではありません。もらえる条件として以下の2つです。
☑ 一定期間、雇用保険料を支払っていたか
離職日以前の2年間に12ヶ月以上雇用保険料を払っていた期間があること。ただし、倒産や解雇などでやむを得ず離職を余儀なくされた場合には、離職日以前の1年間に6ヶ月以上でも対象となります。
☑ 働く意思と能力があるかどうか
雇用保険は再就職を支援することを目的とした給付金ですので、受給するためには就職したいという積極的な意思や、いつでも就職できる能力を持っていなくてはいけません。
失業保険の受給手続きは以下の流れで行われます。
1.離職表をもらう
勤務していた会社から離職表を必ずもらいましょう。離職表は、雇用保険に加入していた人が会社を辞めた際に雇用保険からも脱退したことを証明するための書類で、退職から手元に届くまでに2週間程度かかります。
2.必要書類の準備
離職表(1と2)、雇用保険被保険者証、身分証明書、印鑑、証明写真(縦3cm×横2.5cmのサイズで3ヶ月以内に撮影のもの)、本人名義の通帳を準備します。
3.求職登録
所轄のハローワークで求職登録を行いましょう。2.の必要書類を提出すると、受給資格者のしおりが渡されます。「雇用保険説明会」の日程もこのとき知らされるのが一般的です。
4.雇用保険説明会へ
7日間の待機期間後、ハローワークから指定された日時と場所で行われる雇用保険説明会に参加します。失業保険を受給する人全員に参加が義務づけられているため、絶対に忘れないようにしましょう。
5.認定日
4週間に1回、指定された失業認定日にハローワークへ行きます。きちんと就職活動をしているかどうかや、収入の有無などを確認する失業認定報告書を提出して、ようやく失業保険をもらうことができます。
転職は基本的に「自主退職」になるのが一般的です。自首退職の場合には失業保険の受給までに時間がかかるため、退職後に必要な費用について事前にしっかりと計画を立てておきましょう。
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